肩の痛み『インピンジメント症候群』かも

【腕を上げると肩が痛い…】それ、「インピンジメント症候群」かもしれません

「肩を上げるとズキッと痛む」
「洗濯物を干すときや、髪を結ぶときにつらい」
「投げ動作や腕を振ると痛みが走る」

そんな肩の痛みがある方は、**インピンジメント症候群(肩峰下インピンジメント)**の可能性があります。


■ インピンジメント症候群とは?

肩を動かすときに、腕の骨(上腕骨)と肩の屋根(肩峰)の間で筋肉や腱が挟まれて痛みが出る状態です。
肩を横から上げていく途中(60~120度あたり)で痛みが強く出る「ペインフルアークサイン」が典型的。

この状態が続くと、腱板損傷や五十肩など、より深刻な肩の障害に進行するリスクもあるため、早めの対処が大切です。


■ 「肩だけの問題」ではない!

一般的には「肩周囲の筋肉が炎症を起こしている」「腱板が擦れている」と言われますが、
高安柔整院では、**「なぜそこに負担が集中するのか?」**に注目します。

人の身体は、約200個の骨・600種類の筋肉が“連動”して動く設計になっています。
肩も例外ではなく、体幹・肩甲骨・骨盤・股関節までがスムーズに連動してこそ、正しく肩が動くのです。

ところが、猫背や巻き肩、股関節の硬さ、体幹の不安定さなどにより、
肩だけで無理に腕を上げようとするクセがつくと、
→ 結果的に肩関節の空間が狭まり、腱が挟まれて炎症を起こす
→ これが“インピンジメント”の正体なのです。


■ 高安のアプローチ:「連動性を整えて、肩の負担を減らす」

肩に痛みがあるからといって、肩だけをマッサージしたり、電気を当てたりしても、
根本的には解決しません。

高安柔整院では、
✔ 肩甲骨と体幹の連動性
✔ 姿勢や背骨の柔軟性
✔ 股関節や足元のバランス
など、「なぜ肩だけに負担がかかるのか?」を全身から評価。

本来使うべき全身の筋肉・関節がきちんと働くように整え、肩の負担を分散させることで、痛みを根本から改善していきます。


■ セルフケアのポイント

① 猫背・巻き肩を整える

肩を開いて姿勢を整えるだけで、肩関節の圧迫は軽減されます。
壁に背中をつけて立ち、後頭部・肩甲骨・お尻が壁につくように意識するだけでもOK!

② 肩甲骨の可動域アップ

「肩甲骨を寄せて下げる」練習をすることで、肩の可動範囲が広がり、痛みが出にくくなります。

③ 痛みのある動きは一旦休む

悪化させないためには、「痛みが出る動きはやめる」が鉄則です。


■ まとめ

  • インピンジメント症候群は、肩の腱が挟まれて痛む状態

  • 原因は「肩だけ」ではなく、全身の連動の崩れにある

  • 高安では、連動性を整え、肩への負担を根本から減らす施術を行っています


「肩をかばっていたら、逆に首や腰までしんどくなってきた…」
「このまま放っておくと動かせなくなりそうで不安…」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
肩がスムーズに、全身とつながって動く心地よさを取り戻すお手伝いをさせていただきます!

高安柔整院