腰椎滑り症とは

【立っているだけで腰がつらい…】それ、腰椎すべり症かもしれません

「長く立っていると腰や足がしんどい」
「腰からお尻、足にかけてしびれるような痛みが出る」
「反ると腰がグッと詰まるように痛い」

その症状、もしかすると腰椎すべり症かもしれません。
特に40代以降の女性に多く、日常生活にも支障をきたしやすいトラブルです。


■ 腰椎すべり症とは?

腰椎すべり症は、腰の骨(腰椎)が前方にずれてしまい、神経や周囲の組織を圧迫して痛みやしびれが起こる状態です。

主な症状:

  • 腰の痛み(特に立位・反る動作で悪化)

  • お尻〜足にかけてのしびれや重だるさ

  • 歩いているとしんどくなり、少し休むとまた歩ける(間欠性跛行)

特に「腰椎4番・5番」でのすべりが多く、加齢や姿勢不良、過去の分離症がきっかけになることもあります。


■ 原因は「骨がズレたから」だけではない

すべり症は“骨のズレ”が原因とされがちですが、
高安柔整院ではさらに一歩踏み込んで、**なぜその骨がズレるほど負担がかかったのか?**を重要視します。

人間の身体は、骨200個・筋肉600種類が連動して動く構造になっています。

本来であれば、
✔ 足首
✔ 股関節
✔ 肩甲骨
✔ 体幹
といった多くの部位が連携して「動き」「支え」「安定性」を作っているはず。

しかし姿勢の乱れや長年のクセにより、
動くべきところが動かず、腰だけでバランスを取ろうとした結果、腰椎に過剰なストレスがかかってしまうのです。


■ 高安のアプローチ:「連動性」を取り戻す

腰がズレたからといって、腰ばかりを牽引したり湿布を貼ったりしても、根本的な改善にはつながりません。

高安柔整院では、
✔ 姿勢の歪み
✔ 骨盤や股関節の動き
✔ 全身の筋肉の連動性
を丁寧に評価し、腰にかかる負担を根本から減らす施術を行います。

施術だけでなく、自宅での姿勢改善や動作指導、再発防止のケアまでしっかりサポートしています。


■ セルフケアのポイント

① 長時間立ちっぱなし・反りすぎに注意

腰を反らす姿勢が続くと痛みが悪化しやすいので、こまめな休憩や座り姿勢の工夫を。

② 股関節や太もも裏のストレッチ

股関節が硬いと、動きの負担が腰に集中します。
太もも裏(ハムストリングス)やお尻の筋肉をやわらかく保つことが予防に。

③ 正しい姿勢・体幹を意識する

「反らない・丸めすぎない」ニュートラルな姿勢が腰にとってベストです。
ドローイン(腹式呼吸)もおすすめです。


■ まとめ

  • 腰椎すべり症は、腰の骨がずれて神経を圧迫することで起きる症状

  • 原因は骨だけでなく、全身の連動の崩れにある

  • 高安では、連動性を整え、腰に負担が集中しない身体へ導く施術を行います


「手術はしたくない…でもこの痛みを何とかしたい」
「このまま歩けなくなるんじゃないかと不安」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

本来の連動性を取り戻すことで、“ラクに立てる・歩ける身体”を一緒につくっていきましょう

高安柔整院