【腰を反らすと痛い?】成長期の「腰椎分離症」にご注意を!
「腰を反るとズキッと痛い」
「スポーツをすると腰が痛くなる」
「痛みが長引いていて、なかなか良くならない…」
そんなお悩みを抱えている学生さん、もしかするとそれは**腰椎分離症(ようついぶんりしょう)**かもしれません。
特にスポーツを頑張る10代の子どもたちに多く見られる、成長期特有の腰のトラブルです。
■ 腰椎分離症とは?
背骨の一部である「腰椎(ようつい)」の後方部分(関節突起)が繰り返しのストレスで疲労骨折を起こしてしまう状態です。
特に、ジャンプ・反る・ひねる動きの多いスポーツ(野球・体操・バレー・サッカーなど)でよく見られます。
主な症状:
-
腰を反らした時の痛み
-
運動後に腰がズーンと重くなる
-
安静にしていれば痛くないが、運動すると痛い
-
放っておくと慢性化し、将来的な腰痛リスクにも…
■ 原因は「腰の使いすぎ」だけじゃない
一般的には「腰を反らす動きの繰り返しで骨にヒビが入る」と言われますが、
高安柔整院では、腰ばかりが頑張らされる“体の使い方”そのものに原因があると考えます。
私たちの身体は、骨200個・筋肉600種類が連動して動く構造になっています。
ところが、股関節・肩甲骨・体幹などがうまく動かなくなると、
本来分散されるはずの負担が、腰だけに集中してしまうんです。
つまり、「腰を守るはずの他の部位がサボっていて、腰ばかりが働かされている」という状態。
これが疲労の蓄積や骨のストレスにつながり、腰椎分離症を引き起こすのです。
■ 高安では“連動の崩れ”を整える施術を行います
腰が痛いからといって、腰だけに電気を当てたり湿布を貼ったりしても、
一時的な緩和にはなっても、根本の解決にはつながりません。
高安柔整院では、
✔ 股関節や体幹の使い方
✔ 姿勢のクセ
✔ 動作時の“連動の崩れ”
を丁寧にチェックし、腰に負担が集中しない体づくりをサポートします。
全身の連動性が回復すれば、再発予防やパフォーマンス向上にもつながるのが嬉しいポイントです。
■ セルフケアのヒント
① 無理に反らさない
痛みが出る動きは一旦中止。我慢せずにしっかり休むことが大事です。
② 股関節やお尻のストレッチ
腰の代わりに動くべき部分を柔らかくして、腰の負担を分散させましょう。
③ 体幹を整える簡単トレーニング
ドローイン(お腹をへこませる呼吸)などで、インナーマッスルを鍛えると、腰が安定しやすくなります。
■ まとめ
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腰椎分離症は、成長期に多い疲労骨折の一種
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腰だけをケアしても根本的には改善しない
-
高安では、骨・筋肉の“連動”を回復させ、腰に負担がかからない体づくりを行います
「部活を休みたくない」「でも腰が痛くて本気で動けない」
そんなお子さんや親御さんは、どうか早めにご相談ください。
**腰に頼らず“全身で動けるカラダ”**を一緒につくっていきましょう!
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お電話ありがとうございます、
高安柔整院でございます。