【肩こりの本当の原因は“使い方のクセ”にあった!】
肩こりがつらい…。
マッサージしても、一時的に楽になるけどまたすぐに重だるさが戻ってくる…。
そんな経験、ありませんか?
実はそれ、肩の筋肉“僧帽筋(そうぼうきん)”の使い方に原因があるかもしれません。
僧帽筋とは、首の付け根から肩、背中の上部にかけて広がっている筋肉です。肩をすくめたり、首を後ろに引いたりするときに使われます。
でもこの僧帽筋、実は“メインで働くべき筋肉”ではないんです。
本来、腕を動かすときには「広背筋(こうはいきん)」や「前鋸筋(ぜんきょきん)」など、背中や肋骨まわりの大きな筋肉が主役になります。ところが、現代人は姿勢の悪さや運動不足、長時間のスマホ・PC作業の影響で、広背筋などがうまく使えず、代わりに僧帽筋ばかりを使ってしまうクセが身についています。
腕を上げるたびに、
首を動かすたびに、
必要以上に僧帽筋が緊張してしまう…。
その結果、筋肉が常に硬くなり、血流が悪くなり、疲労物質がたまって「肩こり」になるわけです。
つまり、肩こりの正体は「僧帽筋の使いすぎ」。
そしてその原因は「筋肉の使い方のクセ」にあるのです。
だからこそ、肩こりを本気で治したいなら、「筋肉の使い方を変えること」が必要になります。
では、どうやって変えるのか?
ポイントは「広背筋をしっかり使えるようになること」。
たとえば、肩甲骨を下げるような動きや、背中を意識した腕の上げ方など、正しい動作を身体に覚えさせていくことが重要です。最初は意識しないとうまく使えませんが、コツコツ練習することで、無意識でも正しい使い方ができるようになります。
筋肉の“コリ”は、筋肉の“学習不足”とも言えるのです。
あなたの肩こり、もしかしたらマッサージではなく「使い方の再教育」が必要かもしれません。
正しい使い方を覚えれば、肩はもっと軽くなる。
あなたの身体には、もっとラクになる力がちゃんと備わっているのです。
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高安柔整院でございます。