発達性協調運動障害

🧠 発達性協調運動障害ってなに?

「発達性協調運動障害(DCD)」は、体の動きをうまくコントロールするのが苦手な発達の特性のことです。

知能に問題はなくても、手や体の動きが他の人よりぎこちなかったり、生活に支障が出たりすることがあります。

📋 どんな特徴があるの?

A. 体の動きが年齢相応より明らかに苦手

たとえば:

・よく物を落とす、ぶつかる

・ハサミやお箸、鉛筆をうまく使えない

・自転車に乗るのが苦手

・スポーツでタイミングがずれる、動きが遅れる、うまくできない

B. 生活に困ることがある

・運動が苦手なせいで、

・学校生活(体育、図工など)

・家での着替えや食事、荷物の整理

などに困りごとが起きる。

C. 小さいころから見られる

・幼児期や小学校のはじめのころから、この特徴が見られる。

D. 他の病気や障がいが原因ではない

・知的障害や視力障害、病気(例:脳性まひなど)で体の動きが悪いわけではない。

ポイントまとめ

・頭の良さとは関係ない

・「不器用すぎる」「なんか動きがおかしい」と思われることがある

・本人はがんばってるのに、うまくいかないサポートや工夫があれば、日常生活や学校生活が楽になる

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