【走ると膝の外側が痛い…?】それ、「ランナー膝」かもしれません
「走ると膝の外側がズキズキ痛い」
「走り終わったあとに決まって同じ場所が痛む」
「歩くのは平気なのに、ランニングだけつらい…」
そんなお悩みはありませんか?
その症状、もしかすると**「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」**かもしれません。
■ ランナー膝ってどんなもの?
ランナー膝は、膝の外側にある「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」が大腿骨と擦れて炎症を起こす障害です。
腸脛靭帯は、骨盤の外側から膝下までを走る、長くて強い組織。
走る・階段を下りる・しゃがむなどの動作で、膝の外側に繰り返し負担がかかることで、摩擦が生じて痛みが出ます。
主にランニング・マラソン・サッカーなど、走る・曲げ伸ばしが多いスポーツでよく見られます。
■ 原因は「走りすぎ」だけじゃない
よく「走りすぎで腸脛靭帯が擦れている」と説明されますが、
高安柔整院ではさらに深く、「なぜそこに負担が集中するのか?」に注目します。
人の身体は、約200個の骨と600種類の筋肉が連動して動くシステムです。
ですが、走るフォームや日常の姿勢・柔軟性の偏りなどによって、
本来全身で分散されるべき負荷が、局所(=膝の外側)に集中してしまうと、炎症や痛みが起きてしまうのです。
■ 高安のアプローチ:「連動性」を回復させる
膝の外側が痛いからといって、そこだけマッサージや電気を当てても、一時的な改善で終わってしまいます。
高安柔整院では、
✔ 股関節やお尻の筋肉がうまく使えているか?
✔ 体幹が安定しているか?
✔ 足首や足裏のバランスは?
といった“全身の連動”に注目し、**なぜ腸脛靭帯が頑張らないといけないのか?**を探ります。
そして、身体全体の使い方を整え、膝にかかる負担を根本から減らす施術を行います。
■ セルフケアのポイント
① お尻・太ももの外側をストレッチ
腸脛靭帯に直接ストレッチをかけるのは難しいため、
代わりに「大臀筋」「大腿筋膜張筋(TFL)」などを柔らかく保ちましょう。
② フォームを見直す
膝が内側に入る「ニーイン」や、片足着地でぐらつくフォームになっていないか?意識することが大切です。
③ 痛いときは無理せず休む
悪化させると長引くので、「まだいける」は禁物です。
■ まとめ
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ランナー膝は膝の外側に炎症が起こるスポーツ障害
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原因は“連動の崩れ”による負担の集中
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高安では、身体全体の連動を整え、再発しない身体へ導く治療を行っています
「長く走りたいけど、痛みが不安…」
「走るたびに同じ場所が痛くなる…」
そんな方は、我慢せずに一度ご相談ください。
全身のバランスを整え、“走れる身体”を取り戻すサポートをさせていただきます!
お電話ありがとうございます、
高安柔整院でございます。