【野球肘とは?】繰り返す肘の痛みの本当の原因とは?
「投げると肘がズキンと痛む」
「ピッチャーをやっている子どもの肘が気になる」
「最近、ボールにキレがなくなった気がする」
そんな悩みを感じている方、それ、**野球肘(やきゅうひじ)**かもしれません。
野球肘は、特に少年野球~高校野球のピッチャーに多い代表的なスポーツ障害の一つです。
■ 野球肘とは?
野球肘は、ボールを繰り返し投げることで肘の内側や外側に負担がかかり、炎症や骨の損傷が起こる状態です。
大きく分けて2タイプあります:
-
内側型(内側上顆炎):肘の内側が引っ張られて痛む/成長期は骨や軟骨に負担
-
外側型(離断性骨軟骨炎など):肘の外側に圧迫がかかって骨や軟骨が痛む/進行すると手術になることも
■ 投げすぎが原因…だけじゃない!
一般的には「投げすぎ(オーバーユース)」が原因と言われますが、
高安柔整院では、それだけではないと考えています。
私たちの体は、
▶ 約200個の骨
▶ 約600種類の筋肉
が本来はチームプレー=“連動”して動くべきなんです。
でも姿勢の崩れや柔軟性の低下、偏ったフォームにより、
**一部の筋肉だけに頼った“連動の崩れた動き”**になってしまうと、肘や肩など局所に負担が集中します。
つまり、**「肘が悪い」のではなく、「全身の連動がうまくいっていないから肘に負担が来ている」**というのが、本当の原因なのです。
■ 高安では“連動”を回復させるアプローチを
肘が痛いからといって、肘に電気を当てたりマッサージをしたりしても、
一時的に良くなるだけで、また繰り返してしまいます。
高安柔整院では、
✔ 体幹や股関節の硬さ
✔ 肩甲骨の動き
✔ 足の使い方や姿勢
といった「全身の連動性」に着目し、
**なぜその肘にだけ負担が来るのか?**を丁寧に分析します。
そこから、「連動を取り戻す施術」と「再発を防ぐ身体づくり」までサポートしています。
■ セルフケアのポイント
① 肘だけでなく“肩甲骨”や“股関節”を動かそう
投球は全身運動です。肘ばかりを守ろうとせず、土台となる股関節・体幹の柔軟性を高めることが大切です。
② 投げすぎない・痛いときは休む勇気を
炎症が強いときは無理せず休む。早期に適切な処置をすることで手術を回避できるケースも多いです。
③ 投球フォームの見直し
肘だけに負担がかかるフォームになっていないか?専門家の目線でチェックを。
■ まとめ
-
野球肘は「投げすぎ」だけが原因ではない
-
骨200個・筋肉600種類の“連動の崩れ”が根本の原因
-
高安では連動を回復させる施術で、再発しない身体へと導きます
「肘を休ませるだけじゃ不安」「野球を長く続けさせたい」
そんな方はぜひ一度ご相談ください。
“連動するカラダ”に戻すことで、肘の痛みだけでなく、
投球フォームの改善やパフォーマンス向上にもつながります!
お電話ありがとうございます、
高安柔整院でございます。