【スネの内側がズキズキ痛い?】「シン・スプリント」ってどんな症状?
こんにちは!今回は、特に学生さんや運動をしている方に多い「シン・スプリント」についてお話しします。
「走った後にすねの内側がズキズキする」
「運動すると痛くなるけど、休むとマシになる」
そんな症状、思い当たる方いませんか?
もしかすると、それは「シン・スプリント(脛骨過労性骨膜炎)」かもしれません。
■ シン・スプリントとは?
シン・スプリントは、スネの内側(脛の骨=脛骨)の下3分の1あたりに痛みが出るスポーツ障害です。特に陸上競技、バスケ、サッカー、ダンスなど走る・跳ぶ動作が多いスポーツをしている方に多く見られます。
初期は「筋肉痛かな?」と思う程度の軽い痛みですが、無理して続けていると悪化し、疲労骨折につながることもあります。
■ 原因は?
シン・スプリントの主な原因は「使いすぎ(オーバーユース)」と「身体の使い方のクセ」です。
特に以下のような要因が重なると発症しやすくなります:
-
急な練習量の増加
-
硬い地面での長時間ランニング
-
足のアーチ(偏平足など)の崩れ
-
ふくらはぎや太ももの筋肉の柔軟性不足
-
ストレッチ不足・疲労の蓄積
■ セルフケアのポイント
軽度のシン・スプリントであれば、早めのケアで改善が期待できます。おすすめの対処法はこちら:
① アイシング
運動後すぐにスネの内側を10〜15分冷やすと、炎症を抑えるのに効果的です。
② ふくらはぎ・すねのストレッチ
・ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)
・スネ(前脛骨筋)
をじっくり伸ばすことで、骨膜への引っ張りを軽減できます。
③ テーピングやインソール
足のアーチをサポートすることで、衝撃の吸収がよくなり、負担を減らせます。
■ それでも痛みが続くときは…
セルフケアをしても痛みが続く、あるいは運動に支障が出てきた場合は、専門的なアプローチが必要です。
当院では、痛みの出ている部位だけでなく、「なぜそこに負担がかかったのか?」という体の使い方・姿勢・バランスの崩れまで丁寧にチェックし、根本からの改善を目指します。
必要であれば、運動指導やフォームの見直し、再発予防のエクササイズまでしっかりサポートしますので、ご安心ください。
■ まとめ
-
シン・スプリントは「走る人」に多いスネの内側の痛み
-
放っておくと疲労骨折につながることも
-
早めのストレッチ・アイシング・休養がポイント
-
根本改善には、体のバランスや使い方の見直しが大切!
「これってシン・スプリントかな?」と感じたら、お気軽にご相談ください。
痛みを我慢せず、早めに対処して快適に運動を続けていきましょう!
お電話ありがとうございます、
高安柔整院でございます。