神経発達改善おねしょアプローチ体操

前回の続き。。
夜尿症にアプローチする整体・発達的視点のセルフケア

【1. 骨盤・体幹のコントロール不足を埋める方法】
◎やること
ハイハイのやり直し(四つ這い運動)
→ ゆっくり手足を交互に出す、腹這いで這う練習もOK

骨盤ゆらし運動
→ 仰向けで膝を立て、左右にパタパタ倒す(骨盤の柔軟性アップ)

お尻しめ運動
→ 立ったまま「おならを我慢するイメージ」でお尻をギュッとしめる
(10秒キープ×5セット)

◎ポイント
骨盤底筋群と体幹の安定性を再学習させることで、排尿コントロール力が戻ります。

【2. 脳幹~自律神経系の未成熟を埋める方法】
◎やること
寝返りのやり直し
→ 仰向け→うつ伏せ→仰向けをゆっくり繰り返す(左右5回ずつ)

耳の後ろ(乳様突起)のマッサージ
→ 脳幹の活性化。優しく円を描くように30秒

深呼吸(腹式呼吸)+背中伸ばし
→ 猫背改善+副交感神経を高める

◎ポイント
脳幹と自律神経は「姿勢・呼吸・バランス感覚」で鍛え直す。ゆっくり丁寧に動かすのがコツ。

【3. 感覚統合(深部感覚・触覚)の未発達を埋める方法】
◎やること
全身ブラッシング法
→ 柔らかいブラシやタオルで、皮膚を優しく撫でる(特に手足・背中・お腹)

重いもの運び(プッシュ&プル遊び)
→ 毛布を引っ張る・押す・クッションを抱えてスクワット

目を閉じて片足立ち(深部感覚アップ)
→ 10秒キープ×3セット

◎ポイント
「自分の体の位置を正確に感じる」能力が高まると、膀胱の状態も感じやすくなる。

【4. 原始反射の残存を埋める方法】
◎やること
ガラント反射抑制エクササイズ
→ 四つ這いで背骨を左右にゆっくり動かす(しなる動き)

ブリッジ体操(ヒップリフト)
→ 仰向けで膝を立て、腰を持ち上げ10秒キープ(骨盤と背骨の連動)

バランスボールに座って前後左右にゆらゆら
→ 反射を抑え、姿勢・骨盤・背骨の協調性を育てる

◎ポイント
原始反射は「動きながら抑制する」のが鉄則。背骨・骨盤・体幹を連動させることで反射が収まる。

少しずつ楽しみながらやってみてください

高安柔整院