厳選!おねしょに効くツボ&簡単セルフケア

【整体目線で解説】夜尿症に効くツボ押し&簡単セルフケア
夜尿症(おねしょ)は成長と共に自然に改善することも多いですが、「少しでも早く良くなってほしい」と思うのが親心ですよね。実は、体の巡りを整えることで夜尿症の改善をサポートできる“ツボ押し”や“簡単なセルフケア”があります。

今回は、自宅でできる安全で簡単な方法をご紹介します。

1. 夜尿症に効く!おすすめツボ3選
(1) 三陰交(さんいんこう)
・内くるぶしの頂点から指4本分上、すねの骨の後ろ側
・冷え性やホルモンバランスを整える効果があり、膀胱の働きもサポート

やり方
お風呂上がりなどリラックス時に、親指で5~10秒ほどじんわり押す。左右それぞれ3~5回。

(2) 腎兪(じんゆ)
・背中のウエストライン(腰のくびれ部分)で背骨から指2本分外側
・腎臓機能を高め、排尿コントロールを助けるツボ

やり方
仰向けで寝かせ、両手でやさしく温めながら円を描くようにマッサージ(1~2分程度)

(3) 膀胱兪(ぼうこうゆ)
・腎兪のさらに指2本分下あたり
・膀胱の働きを整え、夜間の尿意コントロールをサポート

やり方
腎兪とセットでマッサージ。ゴリゴリ押さずに手のひらで温めるようにさするのがポイント。

2. お腹・腰回りの「冷えとりケア」
冷えは膀胱機能を低下させる大敵です。特にお腹と腰回りは重点的に温めましょう。

おすすめ方法

寝る前にお腹や腰にカイロや湯たんぽ(低温やけどに注意)

靴下や腹巻きで保温

お風呂はしっかり湯船につかる(ぬるめでOK)

身体が温まることで、自律神経が整い、膀胱のコントロール力もアップします。

3. 呼吸を整える「腹式呼吸」も効果的
深い呼吸でリラックスすることで、副交感神経が優位になり、夜間の尿意をコントロールしやすくなります。

やり方

仰向けに寝て、お腹に手を置く

鼻からゆっくり息を吸い、お腹を膨らませる

口からゆっくり吐き、お腹をへこませる
→1セット10回を目安に

お子さまと一緒に「風船をふくらませるイメージ」でやると楽しめます。

【まとめ】
夜尿症の改善には、膀胱や腎臓の働きを整え、冷えを防ぐことがとても大切。
ツボ押しやセルフケアは特別な道具もいらず、親子のスキンシップにもなります。

焦らず、毎日の小さな積み重ねが、体の内側から夜尿症の改善を助けてくれるでしょう。

高安柔整院