【夜尿症に悩む方へ】「発達の抜け」を埋める整体アプローチとは?
実はこの夜尿症(おねしょ)、「赤ちゃん時代の発達で抜けている部分」が影響していることをご存知でしょうか?
整体では、その“抜け”を埋め直すことで夜尿症を改善に導くことができます。
今回は、夜尿症の原因となる発達の抜けと、それを埋める具体的なアプローチを解説します。
【夜尿症につながる4つの「抜け」】
1. 骨盤・体幹のコントロール不足
赤ちゃん時代のハイハイや立っちで育つはずの骨盤や体幹の安定が不十分だと、膀胱や尿道を締める筋肉(骨盤底筋群)がうまく働きません。
【改善法】
・ハイハイ運動のやり直し
・骨盤を左右に倒す体操
・お尻をギュッと締める練習
2. 脳幹~自律神経系の未成熟
夜間に「尿意を感じて目覚める」には、脳幹や自律神経の働きが重要。赤ちゃん時代の寝返り・うつ伏せ遊びが不十分だと、この発達が遅れます。
【改善法】
・寝返りをゆっくり練習
・耳の後ろ(脳幹部)を優しくマッサージ
・深呼吸と背中伸ばしで自律神経を整える
3. 感覚統合(深部感覚・触覚)の未発達
「膀胱がいっぱい」の感覚が鈍いと、尿意に気づけません。赤ちゃん時代に皮膚や筋肉をしっかり使っていないことが影響します。
【改善法】
・全身ブラッシングで皮膚感覚を刺激
・重いものを押す・引く遊び
・目を閉じて片足立ち(バランス感覚アップ)
4. 原始反射の残存(ガラント反射など)
本来、乳幼児期に消えるはずの原始反射が残っていると、無意識下で骨盤や背中がうまく働かず、夜尿症の原因に。
【改善法】
・背骨を左右にゆらす運動
・ヒップリフト(ブリッジ体操)で骨盤を鍛える
・バランスボールに座って前後左右にゆらす
【整体で“発達の抜け”を整える意味】
夜尿症は「本人の意志」だけで治るものではありません。
赤ちゃん時代の積み重ねが抜けていると、無意識の排尿コントロールがうまく働かないのです。
整体では、こうした発達の抜けを見極め、神経と体のつながりを取り戻すアプローチを行います。
無理な矯正ではなく、赤ちゃん時代の動きを「今」やり直すことで、自然と体が目覚めていくイメージです。
「うちの子もそうかも?」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
整体ならではの視点で、しっかりサポートいたします。
お電話ありがとうございます、
高安柔整院でございます。