自宅でできる『おねしょ改善』セルフケア5選!

【夜尿症に悩むご家庭へ】自宅でできるセルフケア5選
お子さまのおねしょ(夜尿症)は、成長と共に自然に治ることも多いですが、長引くとご本人もご家族も心配になりますよね。今回は、ご自宅でできる簡単なセルフケアを5つご紹介します。無理なく続けることで、少しずつ改善を目指しましょう。

1. 水分摂取のタイミングを見直す
夜尿症対策の基本は、夕方以降の水分管理です。日中はしっかり水分をとり、夕方からは徐々に控えるのがポイント。特に寝る前1~2時間は、水分を控えめにしましょう。ただし、極端に我慢させると逆効果なので「夕方以降は少し減らす」くらいの感覚で。

2. 毎晩寝る前の「トイレ習慣」
寝る前に必ずトイレに行く習慣をつけましょう。膀胱を空っぽにしてから眠ることで、夜間の排尿リスクが下がります。お子さまが「行きたくない」と言っても、毎日のルーティンにすることが大切です。トイレ後に「これで朝まで大丈夫!」とポジティブな声かけも効果的です。

3. 夜中のトイレ誘導(無理なく)
おねしょが続く場合、眠りが深くて尿意に気づけないことが多いです。そこで、寝入りから3~4時間後に一度トイレに誘導する「夜間覚醒法」が有効です。ただし、無理に起こす必要はなく、そっと声をかけて誘導するくらいでOK。寝ぼけたままでもトイレに行ければ十分です。

4. 骨盤底筋トレーニングを遊び感覚で
膀胱のコントロール力を高めるために「骨盤底筋群(お尻・尿道を締める筋肉)」のトレーニングがおすすめです。難しく考えず、「おしっこを途中で止める練習」を遊び感覚で取り入れると、子どもでも楽しくできます。1日10秒×5回くらいから始めましょう。

5. 失敗しても叱らない・責めない
セルフケアで一番大事なのは「気持ちのケア」です。夜尿症は本人の意思とは関係なく起こるもの。失敗を叱ったり、恥をかかせたりすると逆効果で、かえって長引くことも。うまくいった日はたくさん褒めて、失敗した日は「大丈夫、今日もがんばったね」と励ますことが一番の薬になります。

【まとめ】
夜尿症は成長と共に改善することが多いですが、日々の習慣や心のケアが大きな助けになります。焦らず、責めず、お子さまと一緒に前向きに取り組みましょう。困った時は専門医への相談も大切です。
高安柔整院ではお子様の神経発達の視点から体を調整させて頂きます。一度ご相談ください。

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